こんにちは。井上エリーです。
このたび、「2.5%奇跡の命」
という本を書きました。

1,17

今日は、1,17日阪神大震災が起こった日です。

「今日生きたい1日は、誰かが行きたかった1日。」
この言葉どおり、一瞬にして命が亡くなった人の無念な気持ちを思うと
生きてるみんな。しっかり生きなさい。
そんな言葉と受け取っています。
災害や、事故で何の前触れもなく心の準備もなく突然失った命と向き合っている人達の心の深い悲しみ。
「命は宝」だったと。必ず大切な人を失った人は、実感として深い悲しみの中で感じ続けるのです。
私もそうでした。

喪失感というとてつもない大きな悲しい感覚は、
きっと経験した人しかわからない事だと思います。
でも、
共感力は、人間にしかない感覚だと言われています。
相手の気持ちを思いやったり、感じたり、それは、人間だからできる事。

「大丈夫?」と聞くことほど、残酷な質問はありません。
「大丈夫なはずはない・・・・から」

ならどう聞いてほしかったか?
その答えは、見つかりません。

どんな言葉も、きっと
心に蓋をして
「大丈夫、ありがとう」としか答えられることができないから・・

でも、時間が経つと、
聞いてほしいのです。

「大変だったね~。亡くなった方はどんな人だったって」

そしたら、あふれるように出てくる故人への思い。
そうやって、涙し、涙し、癒されていくんです。

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