こんにちは

井上エリーです。

「2・5%奇跡の命」という本を書きました。

 

11.29

 

「命を繋ぐ機械・・・」

 

 

息子のICDの抜去手術が

無事終わりました。

 

今回もまた、たくさんの祈りと

たくさんの方がリレーションシップをして

息子の手術を導いていただきました。

 

心室細動で心臓が止まり

奇跡的に、後遺症もなく生き返った息子です。

 

当時は、少しずつ少しずつ回復して

若さもあり、また普段どおりの生活ができそうな

そんな気持ちの入院生活

退院する前に

このICD(植え込み式除細動器)を先生から推奨されました。

 

ペースメーカーと違い

普段は、何も動くこともなく、

もし心臓の細動が起これば、機械が動くという保険のような存在の機械です。

私自身は、子供の決断に任そうとして

中々、子供が決断できずにいると

先生から私に

「命とどっちが大切なのか?」と諭されました。

もちろん、その反面色々制限もかかります。

 

それから、
一生、この機械を胸に入れることとして生活を始め

本当に、入れておいてよかったということが、大学生の彼に起こりました。

元々のスポーツ好きの彼にとては歯がゆいことばかりだったかもしれません。

ただ、医療の進歩です。

昔、

AEDのなかった時代

ICDのなかった時代を

考えると、本当に生存の確率が一気に上がりました。

このICDと共存しながら

何かあっても、大丈夫の保険の機械

その反面

逆に、その機械から心臓に繋がれたリード線は、外すことは、逆に大きなリスク。

つまり、入れたら抜去することは考えてないこと。

そのリードを抜くという今回の手術。

傷口からの感染で機械とリードの抜去を決断。

術後の先生の説明によると

取ってよかったという状態だったこと。

やっぱり、守られてるね。

そして、愛媛から東京へ病院を変わった

その

息子の病院には、実にこの抜去の専門の先生がいらっしゃったこと。

たくさんの最新の機械で万全の体制で行っていただきました。

昨日は、6時間。

手術の終わりを待つも、

最初は、大丈夫、大丈夫とやんわり待てましたが、

5時間過ぎると、だんだん焦ってきました。

何件も手術待ちの家族さんが、

その後の説明を聞きに行きながら、泣きながら帰ってくる人等、ドラマがあり

なんだか、恐ろしくなる気持ちを抑えて、

ひたすら待って

先生からの、無事成功しましたのお話をもらうと

涙が止まりませんでした。

 

6年前の緊張感そのものです。でも少し少し気持ちをコントロール。

ICUは、どの病院も緊張感そのもの。。

1日お世話になり、

一般病棟に今日も取れました。

 

辛そうですが、

大丈夫。

また徐々によくなります。

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